新世界訳
エホバの証人の聖書

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詩編 96:1

◇ 新世界訳参照資料付き聖書 ◇ (エホバの証人)
エホバに向かって新しい歌を歌え。地のすべて[の者]よ,エホバに向かって歌え。

◇ 口語訳聖書 ◇ (プロテスタント)
新しい歌を主にむかってうたえ。全地よ、主にむかってうたえ。



 口語訳聖書で「全地よ」となっているところが、新世界訳聖書では「地のすべて[の者]よ」となっています。エホバをたたえているのは地なのでしょうか、人間なのでしょうか。
 人間だというのが正解です。聖書の中で「地」という語はしばしば「人類」を意味して用いられるからです。こういったことは解説書の類を調べれば指摘されていることですが、ただ聖書を読んでいるだけだと気づかないかもしれません。そこで意訳が採用されることとなります。

 この用法を見分ける方法はあるでしょうか。はっきりとした基準があるわけではありませんが、「地」に動詞が充てられているかどうかを見るのが目安になるようです。



○ 聖書における「地」

人や人類を指して用いられる場合がある

そのような場合には動詞を伴うことができる



詩編 33:8

◇ 新世界訳参照資料付き聖書 ◇ (エホバの証人)
地[の者]は皆エホバを恐れよ。産出的な地に住む者は皆,[神]に恐れおののけ。

◇ 口語訳聖書 ◇ (プロテスタント)
全地は主を恐れ、世に住むすべての者は主を恐れかしこめ。



 聖書の「地」という表現を翻訳の際にどう扱うかについては混乱があるようで、訳語の決定の不一致が散見されます。



列王第一 10:24

◇ 新世界訳参照資料付き聖書 ◇ (エホバの証人)
そして,地のすべての人々は,神が彼の心に授けられた知恵を聞こうとして,ソロモンの顔を求めるのであった。

◇ 口語訳聖書 ◇ (プロテスタント)
全地の人々は神がソロモンの心に授けられた知恵を聞こうとしてソロモンに謁見を求めた。



創世記 10:25

◇ 新世界訳参照資料付き聖書 ◇ (エホバの証人)
そしてエベルには二人の子が生まれた。一方の名はペレグといったが,それは彼の時代にが分けられたからであった。その兄弟の名はヨクタンといった。

◇ 口語訳聖書 ◇ (プロテスタント)
エベルにふたりの子が生れた。そのひとりの名をペレグといった。これは彼の代に地の民が分れたからである。その弟の名をヨクタンといった。



○ 課題

聖書において、「地」のほかに「天」や「山」や「海」といった表現が黙示しているものが何であるかを調べてください。そのうえで、ハガイ 2:6と2:7がどのように調和しているかを説明してみましょう。続いて、ナホム 1:4-5の意味を説明してみましょう。さらに、ヨエル 2:10-11とマタイ 24:29とルカ 21:25-26を比較し、聖書が教えるハルマゲドンがどのようなものであるかについて考察してみましょう。最後に、ハルマゲドンについて述べたローマ 2:16とペテロ第二 3:10とがどのように調和しているかを説明しましょう。