JWPC - Jehovah's Witnesses Press Club
エホバの証人のための無輸血療法の紹介
「輸血された血液とガン」
2000年1月1日更新

「輸血された血液とガン」
 科学者たちが理解しつつある点ですが、輸血された血液は免疫機構を抑制する場合があり、また抑制された免疫性はガンの手術を受けた人たちの生存率に不利な影響を及ぼすことがあります。雑誌「ガン」の1987年2月15日号は、オランダで行なわれた有益な研究について次のように報じています。「結腸ガン患者の長期生存に関しては、輸血による相当不利な影響が見られた。このグループで、手術後丸5年間生き延びたのは、輸血を受けた人の48%、輸血を受けなかった人の74%であった」。
 南カリフォルニア大学の医師たちも、ガンの手術を受けた患者のうち輸血を受けた人にガン再発のケースがずっと多いことを発見しました。「耳科学・鼻科学・喉頭科学紀要」の1989年3月号は、医師たちが行なった100人の患者の追跡調査について次のように報じています。「喉頭ガンの患者全体のうち、再発したのは、輸血を受けなかった人の14%、輸血を受けた人の65%。口腔、咽頭、および鼻や副鼻腔のガンの再発率については、輸血なしの場合が31%、輸血をした場合が71%だった」。
 ジョン・S・スプラット博士は、自分が書いた「輸血とガン手術」という記事の結論の部分で、「ガンの手術は無輸血手術にする必要があるかもしれない」と述べました。―「アメリカ外科ジャーナル」,19 86年9月号。

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