情報部
情報部へのメール
キリストの証人さん(13)
2002年10月14日更新

記者クラブに対する質問と説得(17)
Subject: Re: エホバの証人記者クラブより
Date: Tue, 27 Aug 2002 23:34:14 +0900
From: **** < **** >
To: エホバの証人記者クラブ情報部 < **** >

キリストの証人です。お返事どうも有り難うございます。

ところで、せっかくお返事いただきましたのに、内容に関しては残念ながら、お返事になっているとは申し上げられません。

まず第一に、何故be動詞であるかは問題がないのでしょうか?
何か文法的な根拠を、示していただかなくては、まったく説得力がありません。

また、あなたのお返事は全て、「エイミは継続を意味する」事を前提としてなされておられますが、これは私の質問への解答として不適切です。
更に、その根拠としては、文法ではなく「意味を考えると明白」というまことに曖昧で、もう少し言わせていただければ、卵が先か鶏が先か的な、回帰型の詭弁のような説明でしかありません。

これでは、私が複数のかたがたから聞いたことのある、エホバの証人の聖書理解はまず証人独特の教理を最優先として、文法ですらもそれに合わせて曲解することもいとわない、という批判を、残念ながら裏付けるものとなってしまいます。
そしてもしあなたが、このお返事に対しそのような疑念を、何ら抱かれなかったとおっしゃるのでしたら、知らずうちにご自身の思考力が、制限されておられるかもしれないことをお疑いになった方が、良いと思われます。
(全くそういったことはないと、即答なさらない方が良いでしょう。)

聖書の理解は、人生を根底から左右する、大変重い事柄です。
他人任せになさらず、ご自身の頭を使って(もちろん、聖霊の助けは必需です)お考えになることを、お勧めします。

キリストの証人


Subject: エホバの証人記者クラブより
Date: Thu, 12 Sep 2002 18:50:32 +0900
From: エホバの証人記者クラブ情報部 < **** >
To: **** < **** >

エホバの証人個人サイト「エホバの証人記者クラブ」情報部です。

お返事ありがとうございます。
多忙につき、返事が遅くなりました。お詫びいたします。
ご質問とご意見とに答えさせていただきます。

[1]
be動詞についてですが、「そのことは特に問題にはなりません」と答えましたのは、双方のbe動詞の理解そのものには問題がないという意味でした。誤解がありました点、お詫びいたします。
もちろん、ここで問題となっているのがbe動詞であることは理解しております。

[2]
ヨハネ 8章58節のギリシャ語エイミが継続を表していることについては、先のメールにおいて「新約聖書の慣用句に関する文法」ならびに「新約聖書ギリシャ語文法」からの引用を用いました。そこには簡単な文法上の説明も記されており、文法に関する説明としては充分です。

たとえば、引用はこのようでした。

『ある行為が過去に生じ、論じられているその時点に至るまで継続していることを表わす現在形は、実質的に完了相と同じである。ただ一つ違っているのは、その行為が依然として継続状態にあるとみなされていることである。』

[3]
また、ヨハネ 8章58節の「エイミ」が「アブラハムが存在する前から」と文法的につながっており、「アブラハムが存在する前からわたしはいるのです」の形になっていることは、この「エイミ」が継続を意味していることの強力な根拠となります。これも、文法上に関する説明としては充分です。

[4]
前回の返答の内容が「お返事になっているとは申し上げられない」内容だということは決してなかったと確信しています。

[5]
エホバの証人は、聖書に忠実に従う教派です。
「エホバの証人は自分たちの都合に聖書を合わせるご都合主義者だ」という意見もありますが、それは事実ではありません。

[6]
運営者としましては、あなたの指摘とは異り、自ら思考能力に欠損はないものと考えております。また、聖霊に依り頼む点でも充分であると思います。

[7]
こちらから謹んでご質問させていただきます。

あなたの意見は、「ギリシャ語エイミは決して継続の意味を持たない」というものです。「それが間違っているというのなら、その文法的根拠を示さなければならない」というのが続くあなたの主張ですが、そもそも、それ以前に、「ギリシャ語エイミは決して継続の意味を持たない」というあなたの意見の方に、文法的根拠はあるのでしょうか。

ご返答よろしくお願いいたします。

以上になります。
ありがとうございました。

★エホバの証人記者クラブ★
★情報部★


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