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イタリアはエホバの証人を政府公認とする
2000年8月1日更新

2000年3月20日、イタリアの首相とエホバの証人の代表者は、これまでイタリア政府が23年間エホバの証人に与えてきた宗教団体としての認可を強化する、新たな協定に調印しました。
これは、エホバの証人を、カトリック教会と同等の政府公認の宗教団体とするものです。
これにより、これまでカトリックに与えられていたあらゆる法的特権待遇はエホバの証人にも適用されることになります。
イタリアにおいて2番目に大きなキリスト教団体であるエホバの証人は、今後、国からの教会税の交付を受けます。
また、エホバの証人の全時間奉仕者は、従来からの優遇処置に従って国からの年金の支給を受けます。
さらに、エホバの証人は、独自の結婚式を挙行し、学校を設立することもできます。
エホバの証人が年に一度執り行う「主の祈念式」は政府公認の宗教行事とされます。
この協定はEU(欧州共同体)の承認のもとに調印されたもので、エホバの証人を支持するEUの方針に則ったものです。
この画期的な協定の調印により、今後、イタリアのみならず、EU各国におけるエホバの証人の宗教団体としての立場はいっそう強化されるものと期待されています。

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