JWPC - Jehovah's Witnesses Press Club
エホバの証人出版情報
1999年版(1)
1999年10月28日更新

エホバの証人の年鑑1999年版発行される

エホバの証人の法人団体であるものみの塔聖書冊子協会は、「エホバの証人の年鑑」1999年版を発行した。

この年鑑によると、エホバの証人の伝道者数は1998年度(9月から8月)中、233の国とエリアで588万8650人(月ごとの平均は554万4059人)に増加し、それらの伝道者が実際に報告した聖書伝道時間は延べ11億8666万6708時間(164万8148人月/13万5464人年)に達したという。
これは、前年度に対して28万8719人(19万981人)の伝道者の増加と、693万867時間の伝道時間の増加を意味している。
またこの年鑑は、昨年度中の際だった出来事として、世界各地で開催された国際大会、「王国ニュース」の配布キャンペーン、ものみの塔教育センターの移転完了、ヨルバ語とツォンガ語の「新世界訳聖書」の発行などを挙げた。
さらにこの年鑑には、ドイツ、マラウイ、ウルグアイの3つの国におけるエホバの証人の総合的な歴史が収録されている。

開拓者の奉仕時間が調整される

ものみの塔聖書冊子協会の発行する「わたしたちの王国宣教」1999年1月号は、エホバの証人の開拓伝道者の資格要求時間が月90/年1000時間から月70/年840時間に、補助開拓伝道者の資格要求時間が月60時間から月50時間に調整されたことを告知した。

これは、近年の世界的経済事情を考慮したもので、この処置により、経済上の理由から開拓奉仕を断念せざるを得なかった人や、開拓奉仕を始めることができなかった人が、経済上の問題を克服しつつ開拓奉仕に励むことができるという。
なお、特別開拓奉仕者と宣教者の資格要求時間は、ものみの塔聖書冊子協会が彼らのための資金を提供しているため、調整されないという。

新しいパンフレットが発行される

「わたしたちの王国宣教」1999年1月号は、ものみの塔聖書冊子協会から「エホバ−どのような方ですか」と題するパンフレットが発行されたことを告知した。


無輸血治療のための法的文書が発行される

1998年12月号に引き続き、「わたしたちの王国宣教」1999年1月号は、無輸血治療を望むエホバの証人を支援するための法的文書の扱いを取り扱うプログラムのシナリオを掲載した。

このシナリオによると、バプテスマを受けて正式にエホバの証人としての立場を得ている者は、集会においてこのシナリオが検討された後、ものみの塔聖書冊子協会の用意した「医療上の事前の指示 兼 免責証書」を受け取ることができる。
証書を受け取った者は自宅において必要事項を記入し、後の集会の終了後に証人の立ち会いのもとに署名を行い、日付を記入する。
バプテスマを受けていない者については、ものみの塔聖書冊子協会は法的文書を用意しないため、自分で同等のものを作成する必要がある。
バプテスマを受けた親を持つ未成年の子供については、ものみの塔聖書冊子協会は親権者がエホバの証人であることを証明する「身元証明書」を発行する。
12月の奉仕会の後にものみの塔聖書冊子協会の用意したもう一つの文書である「継続的委任状」を受け取った者は、その記入のための援助を受けることができる。
このシナリオは最後に、「最善の法的保護を受けるためには、両方の書類に記入した方がよい」と述べている。

「ものみの塔」誌の発行部数が増加する

ものみの塔聖書冊子協会の発行する「ものみの塔」誌は、1999年1月1日号において、「ものみの塔」誌のこれまでの発行言語数と平均発行部数をそれぞれ129から130、2210万3000部から2232万8000部に更新した。


「ものみの塔」誌が手記を掲載

「ものみの塔」誌1999年1月1日号は、ポーランド生まれのアンドレ・ソパの手記を掲載した。


「ものみの塔」誌がヒエロニムスを評価

「ものみの塔」誌1999年1月1日号は、ラテン語ウルガタ訳を翻訳したヒエロニムスを紹介する好意的な記事を掲載した。

この記事は、ヒエロニムスの成した翻訳業の功績をたたえ、「神の言葉の愛好者はヒエロニムスの極端な行動や宗教上の見解を大目に見るわけではないにしても、聖書翻訳の先駆者として論争を招いたこの人物の勤勉な努力を正しく評価する」と結論の言葉を述べた。

「目ざめよ!」誌の発行部数が増加する

ものみの塔聖書冊子協会の発行する「目ざめよ!」誌は、1999年1月8日号において、「目ざめよ!」誌のこれまでの発行言語数と平均発行部数をそれぞれ81から83、1961万7000部から1928万8000部に更新した。


「目ざめよ!」誌が信教の自由を特集

「目ざめよ!」誌1999年1月8日号は、「あなたの信教の自由−脅かされていますか」と題する特集記事を掲載した。


聖霊とは何か

「目ざめよ!」誌1999年1月8日号は、「神の聖霊とは何ですか」と題する論考を掲載した。

この記事は、「聖霊が神の力であるというのはあまり正確ではない」と述べ、「聖書が聖霊を神と別個の力として述べている」のはなぜかという問題を論じている。

国連青年計画は成功しているか

「目ざめよ!」誌1999年1月8日号は、「国連青年計画−どれほどうまくいっていますか」と題する手厳しい記事を掲載した。

この記事は、この計画がタイやオマーンにおいては成功していることを指摘しつつも、「状況は多少変化している」に過ぎないと述べ、このような問題を解決するにはやはり神の王国を待ち望むしかないと結論している。

エホバの証人の地域大会が開催される

「ものみの塔」誌1999年1月15日号は、昨年中エホバの証人により世界中で開催された「神の命の道」地域大会の報告を行った。

この大会においては、「人は死ぬとどうなりますか」と題するブロシュアー(小冊子)および「あなたのことを気づかう創造者がおられますか」と題する書籍が発行されたとこの記事は報告している。

「ものみの塔」誌がミシュナを紹介

「ものみの塔」誌1999年1月15日号は、口伝(くでん)律法の保存のためにミシュナが作成されるまでの歴史を紹介する記事を掲載した。


「目ざめよ!」誌が摂食障害を特集

「目ざめよ!」誌1999年1月22日号は、「摂食障害の背後にあるものは何か」と題する特集記事を掲載した。


遠距離恋愛を成功させる方法

「目ざめよ!」誌1999年1月22日号は、遠距離恋愛を成功させる秘訣を扱った記事を掲載した。


小惑星は衝突するか

「目ざめよ!」誌1999年1月22日号は、「小惑星、すい星−地球と衝突しますか」と題する論説を掲載した。

この記事は、小惑星衝突の危険は存在するものの、神が地球の安全を保証してくださっているため、人は過度に心配したり恐れたりしなくてよいと読者を諭している。

神は“先祖”か

「目ざめよ!」誌1999年1月22日号の報じたところによると、最近バチカンにおいて行われた会議において、「アジア人が理解できる用語でイエスを表現する」ことが協議されたという。

たとえば、一僧職者は神を「最も遠い先祖」と呼ぶことを提案しているとこの記事は紹介している。

ものみの塔聖書冊子協会が出版物索引を発行

「わたしたちの王国宣教」1999年2月号は、ものみの塔聖書冊子協会が「ものみの塔出版物索引 1998」を発行する予定であることを告知した。


ものみの塔聖書冊子協会日本支部の増築が完了

「わたしたちの王国宣教」1999年2月号は、ものみの塔聖書冊子協会の増築工事が完了し、見学の受付を開始したことを告知した。


エホバの証人の親と子供とのコミュニケーション

「わたしたちの王国宣教」1999年2月号は、エホバの証人の親が子供とどのように接するべきかを扱った記事を掲載した。

この記事は、エホバの証人の親に、自分の子供の趣味や関心事に純粋な関心を示し、子供に問題が見いだされるとしても、聖書の「語ることに遅く、憤ることに遅く」という教えを実践して、子供と感情を共有するようにと諭している。

「ものみの塔」誌がトーゴからの報告を紹介

「ものみの塔」誌1999年2月1日号は、トーゴから寄せられた経験談を紹介する記事を掲載した。

この記事は、カジミールという名の少年が、エホバの証人の助けのもとにどのように迷信と因習を克服したかを紹介している。

ギリシャ正教会の長が戦争を正当化

「ものみの塔」誌1999年2月1日号は、AP通信からの話として、ギリシャ正教会の新任の大主教に就任したクリストドゥロスが、戦争を支持して「我々は教会として平和を祈るが、必要なら、血を流し、犠牲を払うことを辞さず、神聖な武器を祝福する」と語ったことを報じた。


「ものみの塔」誌が長老の助言の仕方を論じる

「ものみの塔」誌1999年2月1日号は、聖書のカインの例を基に、長老の助言のあり方を論じる記事を掲載した。

この聖書の記述において、神はカインの罪を叱責されながらも、「カインがその気になれば問題を克服することができるという確信」を示したとこの記事は強調している。
同様、クリスチャンの長老たちは「助言を必要としている人の助け手であって敵対者ではない」とこの記事は諭している。

「ものみの塔」誌が手記を掲載

「ものみの塔」誌1999年2月1日号は、セントヘレナ島に住むジョージ・スキピオの手記を掲載した。


神の名はエホバか?

「ものみの塔」誌1999年2月1日号は、神のみ名の正確な発音に関する付加的な情報を紹介する記事を掲載した。

エホバの証人も含めたキリスト教の一般の人たちは、“エホバ”は神のみ名の代用語であり、本来の正しい発音としては“ヤーウェ”が有力であることを知っている。
ところが、たとえばヨナタンやエリヤのように神のみ名が人名に用いられるときには、一般的に、それが1音節である場合は「ヤー」もしくは「ヨ」、2音節である場合は「ヤーホ」、3音節である場合は「ヤーホワー」もしくは「ヤーホーワー」となるとこの記事は指摘している。
このことを考慮するときに問題になる点は、2音節からなる「ヤーウェ」には母音の「オー」が含まれていないという点である。
結論としてこの記事は、“エホバ”という発音は多くの学者たちが言うほどにはおかしな発音ではないと指摘している。

クリスチャンは死者に敬意を払うべきか

「目ざめよ!」誌1999年2月8日号は、クリスチャンが死者に敬意を払うことに関する論考を掲載した。

この記事は、死者に敬意を払う慣行には非聖書的な宗教上の教えに由来するものが多いと指摘しながらも、読者に平衡のとれた見方をするように勧め、聖書から実際に義人たちがどのようにして死者に敬意を示したかを紹介し、幾つかの提案を述べている。

「目ざめよ!」誌が手記を掲載

「目ざめよ!」誌1999年2月8日号は、全盲の障害を抱えながらも信仰の道を歩み続けているポリティミ・ベネティヤノスの手記を掲載した。


クリスチャンは服装に気をつけるべきか

「目ざめよ!」誌1999年2月8日号は、「どんな服を着るか−本当に重要なことですか」と題する論考を掲載した。

この記事は、「何を着るかは、本来、個人で決める事柄です」としつつも、クリスチャンの選ぶスタイルには「健全な思い」が反映されているべきだと読者を諭している。

コンピューターの2000年問題

「目ざめよ!」誌1999年2月8日号はコンピュータの2000年問題を扱った記事を掲載した。


チュニックはみだらか

イタリアのカトリックの聖地を訪れる観光客の中には、着てきた服装を問題にされて入場を断られる人が多いが、「目ざめよ!」誌1999年2月8日号は、そのような人のために観光地で売られている「巡礼者用のチュニック」について生じている問題を報じた。

このチュニックを購入した人は、ベネチアの聖堂では入場を許可されるが、サン・ピエトロ大聖堂では男性の場合入場を断られることがあるという。
それは女性服であり、男性にはみだらなものだとローマ教皇庁は判断しているようだ。

聖地は存在するか

「ものみの塔」誌1999年2月15日号は、エルサレムを聖地と見なす人たちを批判する小記事を掲載した。

この記事は、ヨハネ4章21節から24節からイエスの言葉を引用し、「真のクリスチャンは聖域をあがめたりはしません」と結論の言葉を述べている。

エホバの証人の地域大会の開催予定が発表される

「ものみの塔」誌1999年2月15日号は、1999年「神の預言の言葉」地域大会の開催予定を発表した。

それによると、今年は国内の36の場所と日時において大会が開催されるという。

「目ざめよ!」誌が宗教を特集

「目ざめよ!」誌1999年2月22日号は、「宗教について話し合うべきですか」と題する特集記事を掲載した。


「目ざめよ!」誌が手記を掲載

「目ざめよ!」誌1999年2月22日号は、エホバの証人であるという理由でソビエト政府から迫害され、シベリアの強制収容所に収容されたものの信仰を保ち続けたレムビート・トームによる手記を掲載した。


「目ざめよ!」誌がうわさ話に警笛

「目ざめよ!」誌1999年2月22日号は、「若い人は尋ねる−うわさ話のどこがそんなに悪いのだろう」と題する記事を掲載した。


ものみの塔聖書冊子協会が点字書を発行

「わたしたちの王国宣教」1999年3月号は、ものみの塔聖書冊子協会より「人は死ぬとどうなりますか」と題する点字書籍が発行されたことを告知した。


「ものみの塔」誌がステップファミリーの問題を特集

「ものみの塔」誌1999年3月1日号は、「ステップファミリー−どうすればうまくゆきますか」と題する特集記事を掲載した。


「ものみの塔」誌が手記を掲載

「ものみの塔」誌1999年3月1日号は、旧ソビエト政府によりシベリア北方の強制収容所に送られたものの、信仰と忠誠を保った、ミハイル・ワシレヴイッチ・サヴィツキーによる手記を掲載した。


新世界訳が評価される

「ものみの塔」誌1999年3月1日号の伝えるところによると、ブラジルのアシス・ブラジル氏は「ユダヤ教とキリスト教におけるエホバ」という著書において、エホバの証人の聖書である新世界訳聖書(ポルトガル語版)について注解し、「省かれた神の名はポルトガル語の「新世界訳聖書」により完全に訂正された」と、新世界訳聖書を評価した。

またこの記事によると、ポルトガル語版の新世界訳はこれまで650万部が頒布されており、この聖書によって多くの読者が神には名前があるということを知るようになっているという。

モザンビークのエホバの証人が救援活動

「目ざめよ!」誌1999年3月8日号は、1998年3月2日にモザンビークを襲った暴風雨のために家が倒壊した貧しい人を地元のエホバの証人たちが助け、新しい家を建ててあげたという小話を紹介する記事を掲載した。


無輸血治療のためのセミナーが開催される

「目ざめよ!」誌1999年3月8日号は、ノルウェーのオスロで開催された第25回国際輸血学会に、エホバの証人が公認出展団体として参加した時の様子を紹介する記事を掲載した。

この学会では、エホバの証人の無輸血治療を支援するための薬剤として、従来から用いられているエリスロポエチン(血球数を増加させる)に加えて、血小板を増加させるインターロイキン11やトロンボポエチン、rh-PEG-MGDF、さらに合成凝固因子、新しい人工血液などが紹介された。
学会のエホバの証人に対する反応はたいへん好意的であり、また多くの医師がエホバの証人からの援助を受けたとこの記事は報告している。

神のみ名を口にすることは間違いか

「目ざめよ!」誌1999年3月8日号は、「聖書の見方−神のみ名を口にするのは間違いですか」と題する論考を掲載した。

この記事は、ユダヤ教やキリスト教において一般に見られている、み名を発音しないという伝統に触れた後、十戒の第三のおきてはそのことの根拠とならないことを論じ、むしろ神のみ名は「努めて呼び求められる」べきものであると結論している。

「目ざめよ!」誌が諸教会を非難

「目ざめよ!」誌1999年3月8日号は、「平和推進者、それとも戦争奨励者?」という表題のもとに、WWC(世界教会会議)に加盟している諸教会に対して批判的な記事を掲載した。

この記事の指摘するところによると、世界教会会議発行の雑誌「エコーズ」が「クリスチャンは戦争行為に関与すべきでない」と述べたにもかかわらず、WWCに加盟している300余りの教会は各国の軍隊に牧師を派遣しており、こうして戦争に関与しているという。

「目ざめよ!」誌がセリアック病を取りあげる

「目ざめよ!」誌1999年3月8日号は、セリアック病に対処する方法を紹介する記事を掲載した。


「ものみの塔」誌がイエスの死を特集

「ものみの塔」誌1999年3月15日号は、イエスの死を扱った特集記事を掲載した。


「ものみの塔」誌が聖書の教え方をアドバイス

「ものみの塔」誌1999年3月15日号は、研究記事として、聖書を教えるエホバの証人がどのように教育の質を改善できるかを扱った2つの記事を掲載した。

この記事は、エホバの証人の教え手が研究生に愛や敬意を示すべきことを強調し、教え手は研究生の必要に機敏に応え、良い聞き手になり、適切なたとえや質問を用いて研究生を導くようにと諭している。

「ものみの塔」誌がカトリックを批判

「ものみの塔」誌1999年3月15日号は、カトリックの教会施設の中にかつて異教の神殿だったものがあることを批判する記事を掲載した。


「ものみの塔」誌がラシを紹介

「ものみの塔」誌1999年3月15日号は、15世紀の聖書学者ラシを紹介する記事を掲載した。


「ものみの塔」誌と「目ざめよ!」誌が記念式に読者を招待

「ものみの塔」誌1999年3月15日号および「目ざめよ!」誌1999年3月22日号は、4月1日に全世界のエホバの証人が執り行うキリストの死の記念式に読者を招待する記事を掲載した。


「目ざめよ!」誌が手記を掲載

「目ざめよ!」誌1999年3月22日号は、5人の息子を教育する点で努力を払い、成功したヘレン・ソールスベリーの手記を掲載した。


「目ざめよ!」誌がバチカンのインターネット活動を紹介

「目ざめよ!」誌1999年3月22日号は、1994年以来インターネットにおいてバチカンが様々なサービスを行っていることを紹介した。

サービスの内容には、インターネットでの告解、司祭に対する相談、自分のために祈ってもらうための依頼受け付けなどがあるが、問題は1日のアクセス数が1日25人にも達せず、しかもそのアクセスのほとんどが報道関係者によるものだという点であるとこの記事は指摘している。

ブルガリアのエホバの証人が認可

「わたしたちの王国宣教」1999年4月号は、1998年10月7日に、エホバの証人がブルガリアで正式に登録されたと報じた。


ラトビアがエホバの証人を認可

「わたしたちの王国宣教」1999年4月号は、1998年10月12日に、ラトビア政府がエホバの証人の21の会衆のうちの2つに対して法的認可を与えたと報じた。


エホバの証人の親と子供とのコミュニケーション

「わたしたちの王国宣教」1999年4月号は、1999年2月号に続いて、エホバの証人の親が子供とどのように接するべきかを扱った記事を掲載した。

この記事は、親が子供の言うことに「本当に」耳を傾けるべきことを強調し、「親は子供の話している事柄に気持ちを集中できるよう自分を訓練しなければならない」と読者を教えている。
またこの記事は、親がむやみに説教を始めたり怒ったりすることをいさめ、気のない返事やけなす言葉を使って子供の警戒心を高めてはならないと読者を諭している。

ものみの塔協会が手話ビデオを発行

「わたしたちの王国宣教」1999年4月号は、ものみの塔聖書冊子協会から「永遠の命に導く知識」の手話ビデオ版の第5巻から7巻が発行されることを告知した。


戦場でも宣べ伝えるエホバの証人

「ものみの塔」誌1999年4月1日号は、ボスニア・ヘルツェゴビナの内戦のさなか、エホバの証人が行った活動を報告する記事を掲載した。

この記事によると、ボスニア・ヘルツェゴビナのエホバの証人は、共同墓地や病院を訪れて人々を励まし、また、様々な国から来て駐屯しているNATO軍兵士にも徹底的に聖書伝道を行ったという。

「ものみの塔」誌が手記を掲載

「ものみの塔」誌1999年4月1日号は、無神論者で無政府論者であったにもかかわらず、人生の意義を追い求めて探求を行い、ついにエホバの証人となった、パスカル・スティージによる手記を掲載した。


スペインのカディス市がエホバの証人に盾を送る

「ものみの塔」誌1999年4月1日号は、スペインのカディス市が、地元のスタジアムをエホバの証人が改修したことに感謝して飾り板を寄贈したと報告した。


諸教会が再び分裂の危機

「目ざめよ!」誌1999年4月8日号の報じるところによると、世界教会協議会のメンバーであったグルジア正教会が同協議会を脱退したという。

ル・モンド紙によると、これは近年の東欧におけるカトリックやプロテスタントの伸長に伴うあつれきが原因であり、この様子だと、東方正教会系の各教派が世界教会協議会を去ることになりかねないという。

永遠の命を得ることは可能か

「ものみの塔」誌1999年4月15日号は、人間が永遠の命を得るという聖書の希望を扱った一連の特集記事を掲載した。


感謝を示す

「ものみの塔」誌1999年4月15日号は、感謝を示すことの価値を説く教訓的な記事を掲載した。


クリスチャンとしての弱さを克服する

「ものみの塔」誌1999年4月15日号は、クリスチャンが世俗化することなく、むしろ霊的な弱さを克服し、強さを保ち続けるにはどうすればよいかを助言する記事を掲載した。

この記事は、「自分の基準は世の基準に合わせて低下しているでしょうか。実生活においてであれ、テレビや映画、本や雑誌の世界においてであれ、かつてはショックを受けたり不快に思ったりしたような事柄を今では楽しんでいるでしょうか」と読者に問いかけている。

「ものみの塔」誌がコレギア派を紹介

「ものみの塔」誌1999年4月15日号は、17世紀のオランダのキリスト教少数宗派であるコレギア派の成立と発展の歴史を紹介する好意的な記事を掲載した。

この宗派は聖書を熱心に調べ、教会を批判することでも知られていたが、クリスチャンの一致に重点を置かず、やがて分裂して消滅していったという。
それでもこの記事はコレギア派のことを称賛し、コレギア派の示した熱心さに読者も倣うようにと勧めている。

クリスチャンは不倫にどう対処すべきか

「目ざめよ!」誌1999年4月22日号は、クリスチャンの家庭が不貞により危機に見舞われた際、その問題にどのように対処できるかを扱った特集記事を掲載した。

この記事は、不貞を犯した相手と和解する場合と、離婚する場合とのそれぞれについてアドバイスを述べている。

シナイ山への観光旅行が紹介される

「目ざめよ!」誌1999年4月22日号は、シナイ山を観光した一人物から寄稿された記事を掲載した。

この人物は、聖カタリナ修道院において、その有名な図書館を特別に閲覧させてもらうという好意にあずかることができたという。
また、この記事と共に掲載された囲み記事には、もともとこのカタリナ修道院のものであったシナイ写本の紹介が載せられている。

「目ざめよ!」誌が手記を掲載

「目ざめよ!」誌1999年4月22日号は、旧ソビエト政府によりシベリアへ流刑にされたワシーリー・カーリンによる手記を掲載した。

彼は、1965年に流刑が終わった後にも、故郷へは帰らずに流刑地であるイルクーツクに留まり続け、1993年にモスクワに移転するまでそこで神に奉仕し続けたという。

モスクワで無輸血会議

「目ざめよ!」誌1999年4月22日号は、モスクワで開かれた「外科手術における輸血の代替療法」と題する国際学会の様子を報告する記事を掲載した。

この報告によると、テレビによるこの会議の報道はエホバの証人に対しても好意的なもので、無輸血手術へのエホバの証人の貢献を紹介するものだったという。

アメリカのエホバの証人が広範囲な救援活動を行う

「わたしたちの王国宣教」1999年5月号は、現在アメリカにおいて、テキサス州の洪水や、フロリダのハリケーン・ジョージによる災害をはじめとする、アメリカ国内の暴風雨災害の救援を行うための救援委員会が複数設置されていることを告知した。


新しいカセットテープが発行される

「わたしたちの王国宣教」1999年5月号は、昨年の地域大会で発表された、「生き残るものとして印を付けられる」と題する劇のカセットテープの注文受付を開始したことを告知した。


子供の聖書伝道と親の監督

「わたしたちの王国宣教」1999年5月号は、エホバの証人の子供が聖書伝道を行う際には、できるだけ親か大人の人が付き添うようにと提案する記事を掲載した。


エホバの証人の親と子供とのコミュニケーション

「わたしたちの王国宣教」1999年5月号は、1999年2月号、4月号に続いて、エホバの証人の親が子供とどのように接するべきかを扱った記事を掲載した。

この記事はエホバの証人の親が子供を誉めることの価値に注目し、「心から出る誠実な誉め言葉」の必要性を強調した。
またこの記事は、「子供の人格上の特性を褒めるのではなく、子供の努力、仕事、達成した事柄、助け、思いやりなどを高く評価していることをはっきりと述べる」ことにより、親は子供を称賛しつつも、子供が自信過剰になって不遜になるという危険を避けることができると提案している。

終わりは近づいている

「ものみの塔」誌1999年5月1日号は、聖書の予告するこの世の終わりに読者の注意を喚起する一連の研究記事を掲載した。

この記事は、今は終わりの日であるので、クリスチャンはその最高潮が近づいていることに注意を払い、勤勉な信仰を示し続けているべきであると教えている。

「ものみの塔」誌が親子で行う読書を奨励

「ものみの塔」誌1999年5月1日号は、「お子さんと一緒に本を読みましょう」と題する小記事を掲載した。

この記事は、そうすることによって本に対する子供の好奇心を高め、親子の絆も強くすることができると述べている。

ベンダ族に良いたよりをふれ告げる

「ものみの塔」誌1999年5月1日号は、ベンダ族の人々の間で宣教奉仕を行っている一夫婦から寄稿された、その活動を紹介する記事を掲載した。


神は曲がったことを行うか

「ものみの塔」誌1999年5月1日号は、「神は“曲がった”ことを行なわれますか」と題する論考を掲載した。

この記事は、「曲がったこと」について述べた、聖書の出エジプト記4章11節と伝道の書1章15節、7章13節の持つ意味を解説するものとなっている。

悪に勝利し、報復しない

「ものみの塔」誌1999年5月1日号は、「相手と同じやり方で報復する」のではなく、むしろ許し、こうして自分に行われた悪に対して勝利を収めるよう読者に勧める小記事を掲載した。


アメリカ先住民と聖書

「目ざめよ!」誌1999年5月8日号は、アメリカ先住民言語での聖書翻訳の歴史を紹介する小記事を掲載した。

この記事の指摘するところによると、現在でも聖書協会がさらに20の翻訳プロジェクトを推し進めており、また、すでに入手可能な翻訳はエホバの証人も用いるものとなっているという。
また、この記事は、これら先住民言語の聖書翻訳としては一番最近に完成したナバホ語訳聖書から詩編68編4節を写真にて掲載した。
ここにはナバホ語の「エホバ(Jiihovah)」の文字を読みとることができる。

ミサは正しいか

「目ざめよ!」誌1999年5月8日号は、ミサに関する否定的な記事を掲載した。

「クリスチャンはミサをどう見るべきですか」と題するこの記事は、ローマ法王の「カトリック教徒がミサに欠席するなら、教会はそれを罪と見なす」という言葉を紹介した後、ミサは聖書に基づいているかと読者に問いかけ、新カトリック百科事典や聖書からその習慣の問題点を論じた。
この記事は、カトリック教徒が信じているように、パンとぶどう酒は聖餐において実際のイエスの血と肉に変わったのではないことや、そもそも聖書はイエスの体を一度限りささげられたものと述べていることを指摘している。

家族と共に過ごす

「ものみの塔」誌1999年5月15日号は、「家族と一緒に過ごしましょう!」と題する啓発的な特集記事を掲載した。


キューバにおいてエホバの証人が伸長

「ものみの塔」誌1999年5月15日号は、エホバの証人の統治体のメンバーが30年ぶりにキューバを訪問した時の様子を報告した。

この記事によると、キューバには現在8万人余りのエホバの証人がおり、キューバ政府との関係もだんだんよくなってきているという。

会衆という助け

「ものみの塔」誌1999年5月15日号は、実際の多くの事例をもとにエホバの証人の会衆がどのように人々のための助けになれるかを論じた、指針となる記事を掲載した。


「ものみの塔」誌がサウロを紹介

「ものみの塔」誌1999年5月15日号は、「サウロ−主にとって選びの器」という記事を掲載した。

この記事はサウロの生まれや受けた教育、その才能などを紹介している。
またこの記事は、「サウロ」という名前は、正確にはパウロのローマ名とはならないことも指摘している。

児童労働はなくなるか

「目ざめよ!」誌1999年5月22日号は、「児童労働−その終わりは近い!」と題する特集記事を掲載した。


結核の猛威と戦う

「目ざめよ!」誌1999年5月22日号は、結核を治療するためのDOTS戦略を紹介する記事を掲載した。


献血の拒否が認められる

「目ざめよ!」誌1999年5月22日号は、エルサルバドルの最高裁判所が、外科治療を受ける権利と引き替えに献血を強制する社会保障病院の規則を違法とする判決を下したと報じた。


ものみの塔協会の印刷システムの再編が行われる

「わたしたちの王国宣教」1999年6月号は、これまでエホバの証人の法人団体が各国において別個に行っていた印刷業務が、費用の節約のため統合されたと報告した。

この報告によると、たとえばヨーロッパの場合、オーストリア、デンマーク、フランス、ギリシャ、オランダ、スイスなどにおいて行われていた印刷業務が中止され、イギリス、フィンランド、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデンがその業務を引き継いでいるという。

「ものみの塔」誌の発行言語数が増加

ものみの塔聖書冊子協会の発行する「ものみの塔」誌は、1999年6月1日号において、「ものみの塔」誌の発行言語数を130から131に更新した。

なお、「ものみの塔」誌の現在の平均発行部数は2232万8000部である。

神の約束は遅れているのか

「ものみの塔」誌1999年6月1日号は、「時間と永遠性−何を意味するか」と題する特集記事を掲載し、聖書に示されている神の裁きがまだ来ていないことに関するクリスチャンの正しい見方を論じた。

この記事は、現代の世の有様が「ノアの日」と類似していることを指摘し、神の裁きはそれゆえに近づいていると警告している。

「ものみの塔」誌が手記を掲載

「ものみの塔」誌1999年6月1日号は、エホバの証人であるという理由により東ドイツにおいて投獄され、その後西ドイツに亡命して自由を得たフランツ・グドリキースによる手記を掲載した。


ギレアデ聖書学校の卒業式が行われる

「ものみの塔」誌1999年6月1日号は、ものみの塔聖書冊子協会の運営するものみの塔ギレアデ聖書学校の第106期卒業式が行われたことを報告した。

第106期クラスが送り出した卒業生の数は48名、10カ国の出身者たちから構成されており、任命される国の数は19カ国となるとこの記事は報告している。

「ものみの塔」誌がパウロの同労者を紹介

「ものみの塔」誌1999年6月1日号は、パウロと親密な関係にあった聖書中の様々な人物を紹介する記事を掲載した。


身体障害の傷は癒されるか

「目ざめよ!」誌1999年6月8日号は、身体障害者を励まし、希望を与える特集記事を掲載した。


人間は神の目に貴重

「目ざめよ!」誌1999年6月8日号は、「あなたは神の目に確かに価値があります」と題する、読者にとって励みとなる記事を掲載した。

この記事は、読者が「自分の価値について釣り合いのとれた健全な見方を持つ」ことの重要性を説き、イエスの「あなた方はたくさんのすずめより価値があるのです」という言葉を引用して、落ち込むようなことがあっても決して自分の価値を見失わないように読者を励ました。
またこの記事は、そのような失意が信仰に与える影響に読者の注意を促し、それによって神に仕えるのをやめてしまうことのないようにと諭している。

エホバの証人が国際的な救援活動

「目ざめよ!」誌1999年6月8日号は、昨年のハリケーン、ミッチによって被災したホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、グアテマラ、メキシコの人々に対してエホバの証人の行った救援活動の成果を報告した。

この記事によると、エホバの証人の救援隊は、洪水から人々を救出し、救援物資を届け、壊れた家を建て直したという。
この記事が繰り返し強調しているように、エホバの証人の救援活動の大きな特徴はその迅速さである。
エホバの証人による救援は、各国の軍隊によるそれよりも早く、しかも信頼できるものだったとこの記事は報告している。

2000年とモスクの危機

「目ざめよ!」誌1999年6月8日号は、イスラム教のモスク“神殿の山”が西暦2000年に被るかもしれない被害に対処するため、イスラエル政府が1200万ドルの予算を計上したことを報じた。

この記事の説明するところによると、ユダヤ教徒や熱心なキリスト教徒、キリスト教系カルトが2000にこのモスクを破壊し、この世の終わりやキリストの再来を主張する可能性があるという。

教会は“魔女”に謝罪すべきか

1994年のローマ法王の要請を受け、チェコにおいて“魔女狩り”に関するはじめての委員会が設置されたと、「目ざめよ!」誌1999年6月8日号は報じた。

この委員会の設置により、カトリック教会は将来、“魔女”たちに対する謝罪を行う可能性があるという。

エホバの証人は地域に貢献するか

「目ざめよ!」誌1999年6月8日号は、エホバの証人の社会貢献について陳述したインドの一新聞の記事を紹介した。

紹介された記事はこう述べている。
「聖書の教育は生活のあらゆる面で益があるというのが答えだった」。
「もし聖書の助言に従ってたばこや麻薬といった有害物質を避け、清い生活を送るなら、様々な病気を避けることができる。また、勤勉で、清い生活を送る正直な人は働き口を得やすい。さらに、親切かつ愛ある仕方で問題を解決するなら、他の人との間に平和な関係が生まれる。したがって、聖書の述べる事柄を人々に教えるのは地域社会に貢献することだ」。

「目ざめよ!」誌が地域大会に読者を招待

「目ざめよ!」誌1999年6月8日号は、エホバの証人の「神の預言の言葉」地域大会に読者を招待する記事を掲載した。


チリでエホバの証人が救援活動

「ものみの塔」誌1999年6月15日号は、チリで生じた複数の洪水災害に対するエホバの証人の救援活動の内容を報告する小記事を掲載した。

エホバの証人は被災者たちのために物資を届け、新しい家を建築したとこの記事は報告している。

物事に寛大になることの益

「ものみの塔」誌1999年6月15日号は、「見方を広げるべきだろうか」という、教訓的で実際的な記事を掲載した。

この記事は、クリスチャンが人を見るに際してイエスの模範に倣うことの重要性を説き、読者が「自分を広めるように努める」よう励ました。

クリスチャンは不妊手術を受けてもよいか

エホバの証人の統治体は、「ものみの塔」誌1999年6月15日号において、クリスチャンは不妊手術を受けてもよいかという質問に対する見解を発表した。

この記事の中で統治体は、不妊手術を単なる避妊法とは区別し、生殖器に関する聖書の幾つかの言葉を根拠に、クリスチャンは自分の生殖器を損なうべきではないと論じている。

パウロの過ちから学ぶ

「ものみの塔」誌1999年6月15日号は、神に対する熱心さのゆえにクリスチャンを迫害したパウロの問題点について論じる論考を掲載した。

この記事は、パウロの事例を根拠に、「誠実で宗教に熱心であることは、神の是認を受けていることの保証とはならない」と鋭く指摘し、熱心さや良心が誤った仕方で行使されることのないよう、クリスチャンはよく聖書の教えを調べ、吟味すべきであると論じた。

宇宙は神のみ業か

「目ざめよ!」誌1999年6月22日号は、「宇宙−目的があって造られたのか」と題する特集記事を掲載した。

この記事は、宇宙の起源に関する学者たちの研究と、その成果に対する戸惑いを取りあげ、宇宙は神によって造られたものであるとの結論へと読者を導いている。

信仰ゆえの嘲笑に対処する

エホバの証人の子供たちは、国旗を敬礼しない、特定の祝祭日を祝わないなどの信条により、学友などからあざけりを受けることがあるが、「目ざめよ!」誌1999年6月22日号は、そのような問題にエホバの証人の子供がどのように対処できるかを論じた記事を掲載した。


アルタイ族のエホバの証人

「目ざめよ!」誌1999年6月22日号は、アルタイ族と、アルタイ族のエホバの証人の活動を紹介する寄稿記事を掲載した。

その記事によると、アルタイ族のエホバの証人は、1994年に子供を生け贄にしているなどの嫌疑をかけられ、そのために反対を受けたが、現在ではそのような嫌疑は晴らされ、自由に活動しているという。

「目ざめよ!」誌が手記を掲載

「目ざめよ!」誌1999年6月22日号は、モザンビークにおいて激しい迫害を受けながら、信仰を保ったフランシスコ・コアーナの手記を掲載した。

モザンビークのエホバの証人は、同国がポルトガルの植民支配下にあった間、厳しく弾圧されたが、モザンビークがポルトガルからの独立を宣言すると同時に、今度は「エホバの証人はポルトガルのスパイである」との断罪が行われ、政府の激しい迫害のためにエホバの証人を親に持つ子供たちが数多く死亡した。
とはいえ、当時7000人ほどしかいなかった同国のエホバの証人は迫害に耐え、現在は2万9000人にまで増加しているという。

イギリスで宗教に関する本が増加

「目ざめよ!」誌1999年6月22日号がタイムズ紙その他から引用したところによると、イギリスでは宗教、ニューエイジ運動、オカルトに関する出版物が80パーセントほど増加し、一方で、科学や物理に関する出版物は27パーセントほど減少したという。


ヨーロッパは信教の自由を侵害する

「目ざめよ!」誌1999年6月22日号は、カトリック・インターナショナル誌から引用し、国際ヘルシンキ同盟が、ヨーロッパの19の国を、信教の自由を侵害したと告発したことを明らかにした。

カトリック・インターナショナル誌は、「伝統的な宗教の地位を強化し、エホバの証人のような小さなグループに制限を加える法律を起草している国もある」と報告しているという。

繁栄の神学が人気を博す

「目ざめよ!」誌1999年6月22日号は、ENI会報からの話として、ラテンアメリカにおいて「繁栄の神学」が急速に成長していると報告した。

繁栄の神学とは、「教会に寄付をすれば即座に御利益がある」という信条であり、この信条を支持する教会は伝統的な教会より2倍から3倍の教会員を有するようになっているとこの記事は報告している。

戻る